vol.143 - “体内毒素”を排出する方法とは?

要点のまとめ

  • デトックスの基本は有害物質を排出すること
  • 必須ミネラルを摂ることで有害ミネラルが排出される
  • 有害物質の95%は尿と便から排出される

デトックスで毒素を排出

有害ミネラルなどの毒素を体外に排出する方法としては、排便や排尿、発汗といった体外排出機能とともに、全身の細胞での代謝と老廃物排出、肝臓での有害物質の分解、腎臓での濾過の機能も重要となる。これらを含めた解毒作用がデトックス(detox)と呼ばれている。

デトックスは解毒を意味するdetoxificationの短縮型。デトックスには、解毒、浄化という意味があり、活性酸素の消去を含めて使われることもある。それぞれの解毒に関わる身体機能を高めることによって、有害物質を排泄することが基本的な考えで、中でも必須ミネラルの摂取による有害ミネラルの排泄が重要視されている。

身体の機能は、消化・吸収・代謝・排泄に分類されているが、そのうちの排出がデトックスであり、排出部位としては皮膚が最も広い。しかし、皮膚から汗として排泄される量は約1%で、便から約75%、尿から約20%が排出されている。

毛髪と爪は、それぞれ約1%ずつだが、毛髪も爪も有害ミネラルが蓄積される。髪は抜け落ちることで、爪は切られることで有害物質を排出している。そのため、毛髪分析や爪の成分検査を行うことによって、どれくらい有害ミネラルが蓄積されているかを推定することができる。

用語解説

毛髪分析

毛髪ミネラル分析とも呼ばれ、毛髪の中に含まれるミネラル量を検査して、体内に蓄積された毒素の量を測る検査法。血液検査はミネラル量が変化しやすいが、毛髪は濃縮されているので、容易に測定することができる。

Q&Aコーナー

便からのデトックスを進めるためには便通をよくすればよいですか?

大腸の中に長く便がとどまっていると、大腸壁から水分が吸収されるときに有害物質も一緒に吸収されます。せっかく排出する寸前まできた有害物質を血液中に戻してしまうことになります。便秘をしても出していればよいというわけではなく、便通は毎日、定期的にあることが大切です。

便からのデトックスをよくするために食べたほうがよいものはありますか?

有害物質が便から多く排出されているということは、それだけ食べ物の中に有害物質が含まれているということです。便通をよくして、できるだけ身体の中にためないようにすることが大切ですが、その役目をするのは腸壁を刺激して便通を促進する不溶性食物繊維と、便を軟らかくして便通を促進する水溶性食物繊維です。

便の中に含まれる有害物質が体内に吸収されないようにする方法はありますか?

有害物質の排出は便からが最も多いということは、便の中に有害物質が多く、それが腸壁から吸収されないようにすることが大切だということです。有害物質は油に溶けやすい性質があるので、油の一部を吸着して吸収されないようにする水溶性食物繊維が多く含まれたキノコ、海藻、果物などを多めに食べるようにします。

髪の毛が短いと有害ミネラルはたまりにくいですか?

髪の毛の中には有害ミネラルがたまりやすく、髪の毛を切れば有害物質が排出されるといっても、髪の毛を切る回数が多くなれば身体の中から有害物質が多く髪の毛に移って、排出が進むというわけではありません。髪の毛は細胞が死んだ状態なので、髪の毛が長くて、その中に多くの有害物質がたまっているとしても、それが体内にもどることはありません。

《監修:NPO法人日本メディカルダイエット支援機構》
《イラスト:日暮ろこ子》

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