vol.145 - キレート作用で有害ミネラルを排出!

要点のまとめ

  • 有害ミネラルをカニのハサミのようにはさんで排出
  • 強い抗酸化力がキレート作用を高める
  • 複数成分の相乗効果でキレート作用が高まっていく

キレート作用で有害ミネラル排出

有害ミネラルを排出するには、有害ミネラルを包み込むように結合するキレート作用がある成分を摂ることも有効となる。キレート(chelate)はカニのハサミを意味し、キレート結合された有害ミネラルは蓄積された部位から取り出され、体内で再吸収されることなく体外に排出される。

キレート作用があるデトックス成分のうちα-リポ酸は硫黄を含む化合物で、水溶性と脂溶性の性質があり、全身の細胞に浸透して細胞の内側から機能することができる。強い抗酸化作用があり、有害ミネラルの除去と活性酸素の消去ができる。

L-メチオニンとL-シスチンは有害ミネラルと結合して排出させると同時に、活性酸素を消去する作用がある。L-シスチンは肌に効果があるアミノ酸で、メラニンの生成を抑え、シミやソバカスの原因を予防することも知られている。

ケルセチンはキレート作用と同時に、抗酸化作用、脂肪吸収抑制、脂肪排出促進、痛みの軽減作用などがある。MSM(メチルスルフォニルメタン)には炎症、関節障害、腰痛、筋肉痛の改善効果が認められている。キレート作用は弱いものの、他のキレート作用がある成分と一緒に摂ることで、相乗効果が発揮される。

用語解説

キレート

ミネラルイオンが2分子か3分子のアミノ酸で挟まれた状態のこと。自然界にあるミネラルは無機ミネラルと呼ばれ、吸収されにくい。植物や動物の内部に取り込まれたミネラルはキレートされて有機ミネラルとなり、吸収されやすくなる。

Q&Aコーナー

α-リポ酸はダイエット成分としても知られていますが、ダイエットとデトックスの、どちらの働きが強いですか?

α-リポ酸は脂肪の代謝に先に使われ、体内で余っていればデトックスのために使われます。食事の前や後にα-リポ酸を摂るとエネルギー代謝に多くが使われるので、デトックスを目的にする場合には、食事と食事の間の空腹時に摂るようにします。ダイエットとデトックスの両方の効果を得るには食事の前後と空腹時に摂るようにします。

α-リポ酸には抗酸化作用があるので、これさえ摂っておけばデトックスは充分ですか?

強い抗酸化作用があるのは確かですが、脂肪の分解を進める働きがあるので、脂肪が含まれた食品を多く食べている人は多くが使われて、抗酸化に回る分は少なくなっています。サプリメントで摂っても食事のあとに使われてしまうので、それ以外の時間にもα-リポ酸を摂るか、他の抗酸化成分を摂るようにします。

ケルセチンとMSMを組み合わせて使えばデトックス効果は高まりますか?

MSMの解毒の作用は弱くても、他の成分と一緒に使うとキレート作用は高まります。ともに痛みを軽減する成分なので、特に痛みがない人は余分に使われることはないのですが、痛みがあると、その軽減に使われるので、デトックスに回る分が少なくなってしまいます。

肌にも作用するキレート成分は肌にダメージがあると、それに使われてしまいますか?

L-メチオニンとL-シスチンは抗酸化作用があるので、紫外線を多く浴びると活性酸素の除去に使われて、キレート作用に回る分が減っていきます。特にL-シスチンは紫外線によるシミやソバカスの防止にも使われるので減りやすくなっています。デトックスのためには、他の成分も複合的に使われたものを選ぶようにします。

《監修:NPO法人日本メディカルダイエット支援機構》
《イラスト:日暮ろこ子》

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