vol.189 - 日中に運動しよう

要点のまとめ

  • 日が昇っている時間帯は自律神経の交感神経が盛んに働いている
  • 交感神経が運動のダイエット効果を高めるように作用
  • 副交感神経に切り換わる夕方までの運動が効果的

日中に運動しよう

同じだけの運動をしても、時間帯によって脂肪の燃焼量が違ってくるとしたら、効果的な時間に運動をしたいと考えるのは当然のこと。効果的な時間帯なら、無理をすることなく体脂肪が減らせると考えることも、また当然のこと。

その時間帯だが、身体の活性に関わる自律神経の交感神経が盛んに働いている昼間の時間。

自律神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経は身体を活性化させ、副交感神経は抑制させている。自動車にたとえると交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキに当たる。

交感神経の働きが盛んになっている昼間の時間帯には、同じように身体を動かしても心拍数も呼吸数も高まりやすく、血液循環も盛んになっているので、脂肪細胞に蓄積されている脂肪の分解が進みやすく、分解された脂肪の燃焼も盛んになっている。

だから、昼間の時間帯は運動の効果が高められる。スポーツのような激しい運動だけでなく、ウォーキングなどの有酸素運動でも脂肪の燃焼効果は高い。

夕方からは徐々に交感神経の働きが下がってきて、その分だけ副交感神経の働きが上がっていって、日が沈んでからはリラックスモードに移っていく。朝や昼に運動の時間が取れない場合は、夕方でも日が昇っている間に運動をしたいもの。

用語解説

リラックスモード

自律神経の副交感神経の働きが盛んになって、心身ともにリラックスした状態になっていること。夕方からはリラックスモードのままになっていると消化が進みやすく、栄養の吸収が高まり、緊張感から解放されて身体を休めるように働きかけるので、寝つきやすくもなる。

Q&Aコーナー

脂肪の分解が特に進みやすいのは何時ころですか?

脂肪の分解は自律神経の交感神経が盛んに働いているときに進みやすくなっているので、昼間の時間帯の運動が効果的です。運動とともに脂肪を分解する作用があるのはアドレナリンですが、アドレナリンは午前中に分泌が進みやすいので、早朝の運動がすすめられます。

脂肪が分解・燃焼しやすい時間帯なら走らなくても歩くだけで効果がありますか?

体脂肪の中に蓄えられた脂肪は分解されたあと、筋肉細胞に運ばれて燃焼されます。多くの脂肪が分解されれば、それだけ燃焼するような感じですが、運動の効果が高くなければ、どんなに多くの脂肪が分解されても燃焼は進みません。走ることで燃焼は進みますが、歩くことでも全力歩きに近いスピードなら燃焼は進みます。

夕方の運動は昼間の運動に比べて、どれくらい効果は低くなりますか?

自律神経の交感神経が働いている時間帯に運動をした場合の脂肪燃焼効果と、副交感神経が働いている時間帯の脂肪の燃焼効果の違いを比べると、昼間の時間帯の運動のほうが10%ほど高くなっています。夕方の運動では10%も効果が下がるということなので、やはり運動は昼間の時間帯にするべきです。

興奮した状態なら夕方の運動でも効果はありますか?

夕方に興奮状態になればアドレナリンが多く分泌されて、それだけ体脂肪の分解は進むかもしれません。しかし、どれだけ分解が進んでも、夕方は副交感神経の働きが盛んになっていて、脂肪の燃焼は進みにくく、インスリンが多く分泌されることで脂肪の合成が進んでいるので、運動の効果は現れにくくなっています。

寝る前の運動は効果がないのですか?

夕方以降の運動の中でも、特に効果が出にくいのは就寝前の時間です。運動をしても脂肪を燃焼する効果は低いかもしれませんが、筋肉を刺激してから眠ることで、就寝中の成長ホルモンの分泌量を増やすことができるようになります。その効果によって、筋肉を増やし、やせやすい体質にすることができるというわけです。

《監修:NPO法人日本メディカルダイエット支援機構》
《イラスト:日暮ろこ子》

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