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中田英寿、今度は陶芸をプロデュース…根底にある価値観は、サッカー選手時代から変わらない

「国際陶磁器フェスティバル美濃'17」の記者発表会が7月8日、都内で開催された。

国際的にも認知された世界最大級の陶磁器コンペティションを行い、入賞作品が一堂に展示される「国際陶磁器美濃」を主な催事とした陶磁器の祭典だ。

第11回目の開催(2017年9月15日~10月22日)となる今回は、中田英寿氏が総合プロデューサーに就任した。

「過去10回、『国際陶磁器フェスティバル』という名前を使いながら、どうしても国際的に世界に打って出るということができませんでした」と、美濃実行委員会会長の古川雅典氏。

この第11回目こそは本来の意味での『国際』的な展示会を目指そうという声が陶芸界などから強く挙がっていたという。

従来は指名制だった総合プロデューサーという立場だったが、今回は比較、点数化をして選出することに変更。最も重視した指標は「国際化」。どれだけの人間が世界からこの美濃に訪れることができるようになるのか、というところを念頭に置いた。

そこでスポットライトが当たったのは日本、海外を問わず幅広い人脈を持っている中田氏だったというわけだ。

中田氏はサッカーを辞めてから、世界を3年かけて回り、日本全国47都道府県を7年かけて回った。

「自分が回ってきて出会った、感動したものを多くの人に伝えたい」。そんな思いから現在、様々な分野で活躍している。

2015年には株式会社「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。日本酒の魅力を国内外へ発信する活動も行なっている。

そういった活動で得たノウハウを今回の活動に活かすことができるのだろうか。中田氏に問いかけてみた。

「まず、僕がやろうとしているのはモノをPRするのではなく文化を外に伝え、情報を交換していくというやり方です」

「それが時にはお酒、時には工芸という形であったりする。また、世界にはワインであったり、それぞれの工芸があったりします。何が言いたいかというと、モノというのは『コミュニケーションをとるためのツールに過ぎない』ということであり、お互いが相互理解するためのモノであると。それはサッカーをしていた頃と全く変わらない」

「それはPRという概念、つまりこちらの方が素晴らしいとか、向こうの方が素晴らしいなどアピールするのではなく、こういったものがお互いの国にはあるぞ、と『話をしていくためのもの』だと思う。それはサッカーでも、お酒でも、工芸においても変わらないんです」

中田氏の活動は幅が広すぎて、それぞれの事業は一見関連性がないように見えるかもしれないが、根底にある基準や価値観はブレていない。それは、サッカーをしていた現役時代から感じていたものだ。

《大日方航》

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