'16/07/14 18:30 食育ずかん

夏バテにもぴったり!おくらを食べよう☆

猛暑日が続き、「なんだか食欲がない」「だるい」なんて感じている方も多いのでは?そんな夏バテ気味の方におすすめ!今が旬の“おくら”をご紹介します。
【歴史】
原産地はアフリカ北東部。エジプトでは紀元前2世紀には既に栽培されていたと言われています。原産地や熱帯では多年草で何年も繰り返し実をつけますが、日本では冬越しができない為、一年草です。日本に伝わったのは幕末の頃。独特のぬめりと青臭い香りは、当時は好まれませんでしたが、1960年頃から健康野菜として注目され普及し始めました。
【体に嬉しい!おくらのぬめり!】
オクラと言えば、やはりあの独特なぬめりをイメージする方が多いはず!ぬめりは「ムチン」と「ペクチン」と呼ばれる成分によるものです。
●ムチン胃の粘膜を保護する働きがあり、胃炎や胃潰瘍の防止に役立ちます。また、たんぱく質の消化吸収を促進して、消化不良や食欲不振などの症状を改善します。
●ペクチン整腸作用があり、腸内環境を整える他、血糖値やLDL(悪玉)コレステロールの上昇を抑える働きがあります。





【その他の栄養素も見逃せない!】
おくらは様々なビタミン・ミネラルも含んでいます。今回はその一部をご紹介します!
●β-カロテン抗酸化作用があり、脂質異常症や動脈硬化の改善、がんや老化の予防に役立ちます。
●ビタミンB1新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果があります。
●ビタミンCしみ・そばかすの原因となるメラニン色素の沈着を抑え、細胞同士を結び付けるコラーゲンの生成に役立ちます。また、抗酸化作用や鉄の吸収促進など様々な働きを持っています。
【おくらは英語で“okra”!】
「“おくら”は和名で英語だと別の言い方をする」とお考えの方も多いはず…!しかし、実は“おくら”は英語で“okra”というのです…!英名okraの語源は、ガーナで話されるトウィ語の nkruma (ンクラマ)。和名では、アメリカネリや陸蓮根(おかれんこん)と呼ばれています。沖縄県や鹿児島県・伊豆諸島など、全国的に普及する前から食べられていた地域では「ネリ」という日本語で呼ばれていた為、「アメリカから渡米したネリ」でアメリカネリと呼ばれるようになりました。また、陸蓮根はおくらの切った断面が蓮根に似ている事から、このような名がついたとされています。
朝咲いた花が昼にしぼみ、その数日後にはさやを収穫するという生育の早いおくら。暑さに強いので、比較的簡単に栽培・収穫出来、初心者の方にもおすすめです。お子様の夏休みの自由研究として、栽培してみるのも良いかもしれませんね!
Text by ろい/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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