増税しても、7割が「キレイにかける金額」を現状維持…オルビス調べ

消費税アップを機に、『1 か月に、キレイにかける金額(増税分を除く)』は変わると思いますか?
オルビスは、同社のオンラインアンケートラボ『kiku labo(キク ラボ)』で、インターネット会員女性2,340人に、4月に施行された消費税増税が女性の「キレイ」にどのような影響を与えているかをテーマに調査を実施した。

『消費税アップを機に、「1か月に、キレイにかける金額(増税分を除く)」は変わると思うか』と尋ねたところ、最も多かったのは「変わらない」の70.0%で、年代別/未婚・既婚別の差は見られず、いずれの属性も「変わらない」が6~7割を占めている。

どのような準備をして増税に備えていたのかを聞いたところ、「ブランドものの洋服やバッグなど高額の商品を購入する」は6.4%、「これまで使ってなかった高額の化粧品類を試してみる」は4.6%にとどまっており、消費税増税を前にしても、高額のものや気分に左右される「ハレ」消費よりも、普段づかいの「ケ」消費が多く、堅実な様子が明らかになった。

また、「いつも使っている化粧品類を買いだめする」「準備はしない」という回答を年代別に見ていくと、年代別の消費行動の傾向が浮き彫りになった。年代による可処分所得の差はあれど、20~30代の若い世代の方が、わずか3%(増税分)の差でも「同じ商品ならおトクな方を選びたい」というコスパ志向が強く、40代以上では自分のタイミングで必要な物を購入するという消費傾向が見られた。

更に、消費税アップを機に「化粧品を切り替える」と答えた女性を対象に、切り替える際に重視するポイントを聞いて見たところ、1位は「価格」(89.9%)だったが、続く「機能・効果」「成分」も、それぞれ61.1%、43.8%と高い結果になっている。そして、知名度よりも、インターネットや雑誌での評判を重視していることが明らかになった。
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