中田英寿氏、日本酒を最適な温度で熟成保存できる「日本酒セラー」の開発をスタート

中田英寿氏と、デザイナーの佐藤オオキ氏
1月13日、元サッカー日本代表の中田英寿氏が、都内で行われた『モノづくりニッポン e仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクト第3弾「日本酒セラー開発プロジェクト」記者発表会』に出席した。

中田氏は、“日本のモノづくりを活性化し、若者の働き方を豊かにする”ことを目指したプロジェクト「モノづくりニッポン e仕事×ReVALUE NIPPON」を、日研トータルソーシングと共同で立ち上げ、2014年から、国内外でさまざまな活動を行なっている。

発表会には、中田氏と、日研トータルソーシングの清水浩二氏(代表取締役社長)が出席し、「日本酒セラー開発プロジェクト」の発足が公表された。

中田氏は、日本全国の250か所以上の酒蔵を訪問し、蔵元と会話をする中で「日本酒の最適な熟成保存ができるようになれば、日本酒をもっと世界に広められる。ワインにワインセラーがあるように“日本酒セラー”が作れないだろうか」と考え、日本酒セラーの開発を思い立ったことを説明した。

その後、日本酒セラーのプロダクトデザインを担当する、デザイナーの佐藤オオキ氏 (デザインオフィス「nendo」代表) と、蔵元の代表として、静岡県焼津市の老舗蔵元「磯自慢酒造」の寺岡洋司社長、山形県の日本酒「十四代」の蔵元で高木酒造15代目の高木顕統氏が登場し、トークセッションが行われた。

このほか、佐藤オオキ氏の初期デザインが公開されたり、異なる温度で管理された日本酒をテイスティングし、味の変化を楽しめる「日本酒ラボ」を、港区赤坂の草月会館にて、1月13日~15日まで、期間限定でオープンすることも発表された。
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