'19/01/18 14:45 食育ずかん

あの独特な香りがクセになる!「セロリ」を食べよう

シャキシャキとした食感と独特な香りを持つ「セロリ」。
残念ながら嫌いな野菜ランキングでは、大人・子どもともにトップ3に入ってしまっています…。
私も小さいころはとても苦手でしたが、ある時を境に食べられるようになり、今ではサラダに入っていると嬉しく感じるほど、好きになりました!
今回は、好き嫌いが大きく分かれる野菜、「セロリ」のお話です☆
【セロリってどんな野菜?】
セリ科オランダミツバ属に分類される淡色野菜の一種です。
別名「オランダミツバ」「清正人参」「セルリー」とも呼ばれています。
独特な強い香りとパリッとした歯応えがあり、加熱しても香りの損失はあまりありません。
かつては食用に限らず、“ミイラの防腐剤”や“精神安定剤”などにも利用されていました。
【セロリは“香り”に秘密がある!】
セロリには、体内の余分なナトリウムを排出し、むくみや高血圧の予防に役立つカリウム・便秘に効果的な食物繊維などが含まれています。
しかし、この栄養素以外に見逃せないのが、香り成分!
セロリには約40種類もの香り成分が含まれていますが、ここでは代表的な2つをご紹介します。
●アピイン、セネリン
神経系統に働きかけ、イライラや不安感を鎮めるのに役立ちます。
また、食欲増進や血圧の上昇を抑える働きも期待出来ます。
【セロリの“葉”は捨てるべからず!】
皆さんは調理の際、下の茎部分だけを使用して、葉は捨ててしまっていませんか?
実は、セロリは葉の部分にもさまざまな栄養素が含まれているので、食べなきゃ損ですよ!
●ピラジン
アピインと同様のリラックス効果に加え、血液をサラサラにする効果があります。
●β-カロテン
葉に含まれるβ-カロテンは、茎の含有量の約2倍!
強い抗酸化作用があり、皮膚や粘膜の健康維持に役立ち、肌荒れや風邪、眼精疲労予防に働きます。





【おすすめの調理法&組み合わせ】
葉は繊維が少しかためなので、細切りにして炒め物やスープの仕上げに加えたり、サラダに入れてもおいしく召し上がれます。
また、ブーケガルニ(パセリやタイム、ローリエなどの香草類を数種類束ねたもの)として、スープやシチューなどの煮込み料理で肉や魚の臭いを和らげたり、風味づけで活躍します。
茎の外部分はかたい筋が多いので、包丁やピーラーで取り除くと食べやすくなります。
●セロリの香り成分の効能を生かすなら…
ストレス緩和に働くビタミンC(パプリカ・ブロッコリー・じゃが芋などに含有)・カルシウム(牛乳や乳製品などに含有)と一緒に摂るのがおすすめです☆
加熱調理することで、生では味わえない甘味も生まれるので、炒め物や煮物にも使ってみてください。
【選ぶ際のポイント】
セロリを選ぶ際はここをチェックしてみましょう!
●葉につやがあり、緑が濃くピンとしているもの
●茎は厚みがあり、内側のくぼみの幅が狭い
●根元が白い(白いものはやわらかく甘みがあります)
●切り口が変色していないもの
皆さんはいくつご存知でしたか?
ご購入の際は、ぜひご参考になさってくださいね☆
【買ったまま、葉付きで保存していませんか?】
セロリは葉がついていると茎が栄養分を吸い上げてしまうため、保存する際は葉と茎を切り離し、袋に入れて、茎は立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
薬味としても重宝する葉は、袋に入れて冷蔵はもちろん、刻んでから冷凍してもよいでしょう☆
しんなりしてしまったものは、冷水につけると瑞々しさが増して、シャキッとした食感になります。
ただし、長くつけておくと香りも味も失われてしまうので、さらすのは短時間にしましょう。
料理はもちろん、スムージーやジュースの材料としても定番の「セロリ」。
あの独特な風味が苦手という方も、リンゴや牛乳などと合わせると、召し上がりやすくなるかと思います。
ぜひ自分に合う食べ方を見つけて、召し上がってみてください☆
Text by ろい/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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