'19/01/30 16:00 食育ずかん

うま味たっぷり!栄養も豊富な「海苔」の魅力に迫る!

日本人にとって、とても身近な「海苔」。
朝食のお膳に、昼食のおにぎりやお弁当に、またおかずや麺類のトッピング、そしてお寿司にと、さまざまな食のシーンに欠かせない食材です。
今回は、豊富なうま味と栄養が魅力の「海苔」のお話です。
【海苔ってどんな食材?】
海苔は飛鳥時代の書物に記録が残っているほど、古くから食用や貢納品とされてきた藻の総称です。
流れ込む淡水と海の塩水が混じり合う干潟や浅い海で、川のミネラルをもとに藻は繁殖します。
近年は養殖による生産が増えましたが、水質・日照量・地形などの影響を受けやすいので、産地によって製品に個性が出ます。
また、焼き海苔や味付け海苔などの加工製品や粉末状の青海苔など、さまざまな形状の海苔が市場に出回り、どれも日本の料理には欠かせないものとなっています。
【海苔の消費量世界一の国は?】
「もちろん日本です☆」と言いたいところですが、実は“韓国”が海苔の消費量第1位なのです!
日本での海苔消費量は国民1人当たり年間82枚なのに対し、韓国では180枚も食べられています。
韓国のメジャーな韓国のりを食べたことがある方も多いと思いますが、日本の海苔とは異なり透き通るほど薄く、塩やごま油がまぶしてあるのが特徴的です。
【海苔には“表”と“裏”がある!】
海苔をよく見てみると、ツルツルしていて光沢のある面とザラザラしている面があります。
皆さんはどちらが「表」でどちらが「裏」かご存知ですか?
正解は、ツルツルしていて光沢のある面が表、ザラザラしている面が裏です!
これは海苔の製造方法に理由があります。
刈り取られた海苔は、水と混ぜながら細かくミンチされます。
それをスダレの上に準備された型枠の中へ流し込み、水分を抜き乾燥させて、四角い形にします。
その際、スダレの上に乗っていた側がザラザラになり、「裏」となるのです。
巻き寿司などにしてお使いになる場合は、ツルツルとした表面が外側になるよう、ザラザラした方にご飯を乗せて巻いた方が、より一層美味しく見えます。





【しけってしまった海苔…どうすればパリッとする?】
海苔の美味しさは、やはり「磯の香り」と「パリッとした食感」にあると私は思います!
しかし、一度開封すると、湿気に弱い海苔はすぐにフニャフニャに…。
そんな時はこんな方法で、パリッとした食感になりますよ☆
●火であぶる
コンロの火で直接あぶる方法です。
海苔は火から20cmほど離したところからあぶり、ゆっくりと近付け、両面をあぶります。
これは昔から使われている方法で、食感だけでなく風味もよくなります。
●フライパンで加熱する
熱したフライパンに海苔を入れ、焦がさないように注意しながら、両面を焼きます。
●電子レンジで水分を飛ばす
500Wの電子レンジで30秒ほど加熱し、まだフニャっとしていたら10秒ずつ追加します。
上の2つに比べてパリパリ具合は劣りますが、手軽に出来るのが魅力です。
パリッとした食感を楽しみたい場合には上記の方法がおすすめですが、しけってしまった海苔は佃煮や炒め物、汁物などで使うことが出来ますので、ぜひお試しください☆
【海苔にはどんな栄養が含まれているの?】
●うま味成分がたっぷり!
世界的な和食ブームの中で、今注目を浴びている「うま味」。
海苔には、昆布のグルタミン酸・かつお節のイノシン酸・椎茸のグアニル酸、これら3大うま味成分がすべて含まれています!
それに加え、エビやカニのうま味のもとであるアラニンやグリシンも豊富に含まれています。
天然の食材でこれ程の旨味成分を含んでいるのは、海苔だけと言われています。
●女性に嬉しい“葉酸”や“鉄”がたっぷり!
葉酸はビタミンB群のひとつで、ほうれん草から発見された成分です。
ビタミンB12と協力し血液をつくる働きがあり、貧血や胎児の先天性の異常を防ぎます。
妊娠前や妊娠中の女性は積極的に摂るようにしましょう。
また、海苔5枚(約20g)には、牛レバー50gとほぼ同量の鉄が含まれています!
それに加え、海苔には鉄の吸収率を高めるたんぱく質やビタミンCが含まれているので、より効率よく栄養を摂ることが出来ます☆
●青背の魚じゃないのに、“IPA(EPA)”も含んでいる!?
IPA(EPA)は、マイワシやサバなどの青背魚の脂質に多く含まれる成分で、中性脂肪を低下させ、動脈硬化や脂質異常症の予防に役立ちます。
植物性食材にはほとんど含まれていませんが、海苔には珍しいことに100g中に1.2gのIPA(EPA)が含まれています。
海苔の脂質は100g中3.7gなので、その中での含有割合としては非常に高いですね☆
普段何気なく食べている海苔ですが、こんなにも栄養があるというのをご存知でしたか?
海苔は煮物やサラダなどに混ぜることでカサが減り、たくさんの量を食べることが出来ます☆
皆さんも生活の中に海苔をとり入れてみてはいかがでしょうか?
Text by ろい/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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