'19/12/22 17:00 食育ずかん

ご先祖様は野生のキャベツ!?栄養豊富なブロッコリー!

栄養豊富でどの世代にも食べやすい野菜ブロッコリー。
今回は魅力たっぷりのブロッコリーについてご紹介します。
【ブロッコリー】
ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属に分類される緑黄色野菜で、小さなつぼみの集合体と茎を食べます。
原産地は地中海沿岸地域やアジアとされ、野生のキャベツやケールから派生しました。
名前の由来はイタリア語でキャベツの頭状花を意味する「Broccolo(ブロッコロ)」といわれています。
ちなみにあまり知られていませんが、和名は「緑花野菜(ミドリハナヤサイ)」や「芽花野菜(メハナヤサイ)」などです。
現在では緑黄色野菜の代表格ともいえるブロッコリーですが、日本での食用の歴史は浅く、第二次世界大戦後の食生活の変化と共に普及し始め、本格的な栽培が始まったのは、1980年代です。
ブロッコリーは花蕾の部分が集まって大きな塊になったものをよく目にしますが、茎の部分が長い「茎ブロッコリー(スティックセニョールが有名)」や花蕾が紫色のものなどがあります。
ちなみに紫のブロッコリーは加熱すると緑に変色してしまうので、食べるときには一般的なブロッコリーと見た目が変わらないのが残念です。
【栄養】
ブロッコリーはビタミンCをはじめ、β-カロテンやビタミンE・葉酸が豊富な食材です。
ビタミンC・β-カロテン・ビタミンEは抗酸化力に優れ、美肌効果や老化防止に役立ちます。
免疫力も高めてくれるので、風邪をひきやすい時期には積極的に摂りたいですね。
妊娠中の胎児の脳や神経の発育に関わる大切な栄養素として注目の葉酸は、胎児の発育だけでなく大人の貧血予防にも役立ちます。
また、食物繊維やカリウムなども含まれるので、お通じの改善や高血圧予防としても摂っていきたい食材です。
調理の際は、水溶性の栄養が流出してしまうのを極力抑えるために、手早くゆでたり、蒸すとよいですよ。
ちなみに、ゆでたときは冷水へは取らず、ザルに上げてうちわなどで手早くあおぎ冷まします。
これは、密集したつぼみ部分に水分が入ると食べたときに水っぽく感じたり、腐敗しやすくなるのを軽減するためです。





【注目のスプラウト】
近年注目されているスプラウトは「発芽野菜」の総称です。
ブロッコリーをはじめマスタードやクレス、そばの芽、レッドキャベツといった野菜の発芽から3~10日のものを収穫したものです。
かいわれ大根やもやし・豆苗もスプラウトに属します。
スプラウトは野菜の種類によって栄養素の違いはありますが、これから成長していく芽なので、たくさんの栄養が詰まっています。
今回の主役ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトは、「スルフォラファン」と呼ばれる成分を豊富に含むことで知られています。
このスルフォラファンはアブラナ科の野菜に含まれる辛味成分の一種で抗酸化作用や解毒・抗炎症作用があり、免疫力が高まるので、疾病予防や改善に効果が期待出来ます。
スルフォラファンは成熟したブロッコリーにも含まれますが、効率的に摂るのであれば、ブロッコリースプラウトやブロッコリースーパースプラウトがおススメです。
【購入&保存】
ブロッコリーを購入する際は、花蕾の部分がかたく締り、密集しているもの・緑の部分が濃いものを選びましょう。
茎は傷がなく、ツヤツヤとしていてみずみずしいものを選び、切った断面に「す」が入っていたり、変色しているものは避けます。
購入後は鮮度が落ちやすいので、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存し、2~3日で使い切りましょう。
沢山ある場合は、そのまま保存するより、かために塩ゆでしてから冷蔵または冷凍保存がおススメです。
どちらの場合も、余分な水分はしっかりと取ることが大切です。
冷蔵庫で2~3日、冷凍庫で約1ヵ月をめどに使い切りましょう。
花蕾だけでなく、茎もおいしいブロッコリーをあますことなくいただくましょう!!
Text by さゆり/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

提供元 関連記事

Ads

関連タグ

次の記事

前の記事

おすすめ記事(一部広告含む)

ダイエットクラブ コンテンツ一覧

その他